今回は京都丹後鉄道の丹後くろまつ号というグルメ観光列車に乗りたいと考えています、それと日本三景で安芸の宮島、陸前の松島は行ったことがありましたが、一番近い丹後の天橋立だけ行ったことが無いことに気付き、天橋立のある舞鶴方面へ行ってみることにしてみました
12月16日(土)早朝・・・姫路駅です本音を言えば姫路駅8:58発の特急はまかぜ1号で優雅に出発をしたかったのですが、それに乗ってしまうと天橋立に到着するのは11:53とあまりにも遅い到着になってしまう。ということで断腸の思いで朝の優雅な特急電車の旅を捨て、早朝より普通列車での出発を選択してしまいました
早朝の姫路駅、左の柱の影に寝ている若い人の影があります(笑)姫路駅からは未踏の地、播但線に乗ってみますが、改札を通った後にもう一度播但線用の改札を通過する必要がありました、おそらく無人駅で下車するための対応なのでしょうが、まずはこの改札を通る前に駅弁を購入するために新幹線口方面へ向かいました
播但線及び姫新線は無人駅への対策でしょうか、再び改札を通る必要がありました6:00からオープンしているはずの駅弁屋さんは今日だけなのか・・・
オープンしたのは6:15位?ちょっと焦りました・・・
新メニューの鶏のり弁にかなり心を揺さぶられてしまいましたが、のり弁に1180円を出す勇気がでなくて、今回は幕の内味つくし弁当1260円を選択しました(次回は鶏のり弁を購入したいと思います)
まねき駅弁中央売店 定休日:なし 営業時間:6:00?〜20:30姫路駅で駅弁を購入し、播但線のホームへ来てみると、もうすでに6:33発の寺前行き普通電車が入線していました
昔の国鉄時代の普通電車って感じですね!懐かしく思いながら乗車してみます
水色なら完璧に国鉄時代の普通電車ですね!2両編成でしたが・・・中に入ると・・・あーロングシート・・・車内の食事は断念しました・・・
播但線の寺前行き普通電車は残念ながらロングシートでした
のんびりと単線を走る この写真の頃には乗客は5人程度になっていました寺前駅に到着すると同じホームの向かい側に停車中の城崎温泉行きにお乗りくださいとのアナウンスがあったので、向かってみるとなにかキレイにラッピングされた電車が止まっていました
寺前駅7:26発 城崎温泉行き普通はまるで観光列車のようちょっとウキウキしながら中に入ると・・・まんま観光列車でちょっとびっくりです、乗車券だけで乗って良いのかと躊躇するくらいです
運転士さんに確認すると(ワンマンなので車掌さんがいません)ラッピングしただけなのでご自由にお乗りくださいとのことです
この列車の事を調べてみると、観光列車「うみやまむすび」という団体専用の観光列車で主に城崎温泉から餘部(あまるべ)までを走行する臨時の観光列車だそうです。今回乗れたのはたまたま運が良かっただけみたいですね(笑)ちなみに進行方向左側のカウンター席にはテーブルがあったのですが、私の座った右側の転換クロスシート側にはジュースがおける程度の小さなテーブルしかなく、ここでも弁当は諦めました・・・
中は窓に向かったカウンター席と反対側には転換クロスシート席せっかくの「うみやまむすび」で城崎温泉まで乗って行きたかったのですが、途中の和田山駅でお別れです、和田山駅から福知山行きの普通電車に乗り換えをします
快適な観光列車「うみやまむすび」きれいです乗り継ぎが悪く、30分ほど待ちましたが福知山行きの普通電車が到着しました。結構な乗車率でなんとか座る事はできましたが、座席はほぼ埋まっています
和田山駅8:53発の福知山行き普通福知山駅に到着すると、まずは京都丹後鉄道の改札へ行き、予めネットで予約・購入していた海の京都天橋立・伊根フリーパス2Days(4550円)を発券してもらいした。このチケットは京都丹後鉄道線内の普通列車・快速列車・特急列車の普通車自由席が乗り放題の他、天橋立傘松公園のケーブルカーや伊根湾めぐり遊覧船、路線バスなども乗り放題となります
京都丹後鉄道改札でフリーパスの発券と特急はしだて1号の特急指定席券も購入しました福知山から天橋立までは特急はしだて1号を利用するのですが、はしだて1号には自由席がないので、しかたなく特急券指定席950円を購入しました
福知山駅9:59発 特急はしだて1号 天橋立行き特急電車に乗ることができ朝食にありつける状況になりました。今回は幕の内味づくし弁当といい地元のうまい食材をこだわりの味付けで調理しているとのことで、甘エビの唐揚げや、煮物、鶏、たこなど・・・大変美味しくビールとともにいただきました(朝から・・・)
幕の内味づくし1260円
10:40に天橋立駅に到着し、ここからはバスで約1時間ほどかけて伊根まで舟屋を見に向かいます。バス停にはすでに行列が出来ており、行列のほとんどの人が中国系の観光客のようでした
天橋立駅前のバス停の行列
天橋立駅前 11:10発 蒲入口行きバスバスからの景色は右側の窓際からの方が良さそうでしたが、あいにく私が座った座席は左側・・・右側の乗客の頭越しに景色を楽しみながら1時間ほど、ちょうどお昼頃ですね、お腹が空いてきた頃に伊根に到着し、バス停からすぐの所にある舟屋食堂に入りました
冬の伊根といえば寒ブリですよねー、寒ブリは11月から3月中旬までだそうで伊根は富山の氷見市、長崎の五島列島とともに日本三大鰤漁場だそうで、そのなかでもぶりしゃぶは丹後が発祥の地なのだそうです
舟屋食堂 定休日:木 営業時間:8:30〜9:30 10:00〜16:00(LO15:00)
舟屋食堂の窓からの風景 舟屋がよく見えロケーションはバッチリです注文したのは鰤丼定食2500円、ぶり丼とぶりしゃぶが付いている豪華な定食です、ほとんどのお客さんがこれを頼んでいるのではないかと言う感じでした
鰤丼定食2500円 伊根鰤を使った丼と鍋のセット(限定)だそうです ちなみに瓶ビールは700円
ぶりしゃぶはものすごく美味しい舟屋の建物は多く楽しむことが出来ましたが飲食店というか、お土産屋も含めてお店が少ないですね、たとえばせっかく酒蔵があるのに立ち飲みや有料でもいいので飲み比べんなどができれば、時間をつぶす事が出来ると思いました。バス停近くにお酒を提供してくれるお店があれば時間もつぶせるのに・・・と勝手に思っていました(笑)
伊根の舟屋
思った以上に舟屋はあります 個人が大切に保存されているようです
伊根では伊根湾めぐり遊覧船というものがあり、海からも伊根の舟屋を見ることが出来ます
今回購入したフリーパスで遊覧船に乗船することができるので、乗ってみることにしました
乗船客はこれまたほとんどの人が中国系の観光客で、ちょうどその観光バスの時間にバッティングしてしまったみたいです、ほぼ満席状態でした
伊根湾めぐり遊覧船 1000円乗船してみると、遊覧船のりばで販売していたかっぱえびせんを皆買っていた訳がわかりました
かもめがかっぱえびせんを求めて大群で押し寄せてきます。お客さんがかっぱえびせんを上に投げるとかもめは上手にキャッチして食べています。楽しいイベントではありましたが、隣に立っていたお兄さんの肩にかもめの糞が落ちてきて・・・その後は上を警戒するばかりで伊根の舟屋どころではありませんでした(汗)
餌付けされたかもめが、出港前からずっとフェリーから離れません
舟屋もしっかり見えアナウンスもあるのですが、観光客の歓声にかき消されてしまい聞こえません伊根の舟屋での観光や伊根ぶりを楽しむことが出来たので、伊根から宮津までバスで向かいます
また1時間ほどバスに揺られます、天候は雨のためまったく車窓を楽しむことができませんでしたが、なんとなく小樽から札幌手前の銭函あたりまでの海岸線の景色に似ているな〜と思いながら日本海を眺めていました
宮津駅前に到着すると、駅前になんともレトロで雰囲気のある富田屋という居酒屋があります。ここでコッペガニ(セコガニ)をいただくことにします
富田屋 定休日:月、月末の火 営業時間:11:00〜22:00この富田屋さんはほぼ満席で待ちが出ている状況で、地元のお客さんが多い様子でしたが、運よくおひとりさまは隅っこのカウンターへ案内していただくことが出来ました
刺し身や天ぷらを注文しているお客さんも多く(もちろんカニも注文されていましたが)盛りがすごくて、食べきれないくらいテーブルがいっぱいになっていました
案内された隅っこのカウンター注文したコッペガニとはセコガニ(勢子ガニ)の事でズワイガニのメスです、オスの半分ほどの大きさしかなく食べるところがあまり無いのですが、オスより味が濃くておいしいく、外子(そとこ)と呼ばれる腹部に抱えた成熟した卵巣と、内子(うちこ)と呼ばれる甲羅腹内の赤身(未成熟の卵巣)、かにみそが絶品なカニです
地コッペ 1150円セコガニの後はカニ足ヤキと日本酒の熱燗を注文しました
カニ足ヤキ 1600円かに三昧で大満足のなか、ホテルのある西舞鶴へ向かいます。フリーパスがあるから良いのですが、京都丹後鉄道では宮津から西舞鶴まで600円もかかるのですね・・・
宮津17:15発 西舞鶴行き
基本的に乗車率は低めでした西舞鶴駅に到着すると、駅を出てすぐの場所にある舞鶴グランドホテルにチェックインします。ホテルに大浴場もあるのですが、まずは地元の銭湯へ向かいます
舞鶴グランドホテル 一泊朝食付き 6460円
仕事のしやすいカウンターデスクもあり良い部屋だと思いました銭湯を目指して駅前の商店街を歩いていると、丸糸食堂というどうしても気になったレトロな食堂があり、ちょっとだけ立ち寄ってみました
丸糸食堂 定休日:火 営業時間:月、水〜土 11:30〜14:00 16:00〜20:00 日 10:00〜16:00
ホントにレトロ店内には地元の仕事帰りのお父さんが2名とあとから1名、店の中ではやさしそうなお母さんが一人で切り盛りしていました
鯛塩焼 300円 日本酒1合 500円軽く一杯ひっかけた後、これまたレトロな銭湯の若の湯へ入ります
中はサウナはなく、湯船は熱い湯船とぬるめの湯船の2つ、洗い場が8箇所くらいだったでしょうか・・・中には全身(手首から足首まで)柄の入った体のおじさんが2名とその子?孫?らしき子が1名、その他一般の方が2名でした(笑)
途中から全身柄の白髪のおじいさんも1人増え、その方々がアンパンマンの椅子に座って体を洗っていました
若の湯 定休日:日木 営業時間:15:00〜21:00 手ぶらセット550円冷や汗をかきながら温まった体で銭湯を出て、食べログでの評判も良い魚源さんへ入ってみます。できればのどぐろを食べたかったのですが、時期が少し早かったのか残念ながら今日はのどぐろはありませんでした
魚源西舞鶴店 定休日:木 営業時間:11:00〜14:00 17:00〜22:00魚源さんでは、のどぐろが無かったので何を頼もうか悩んだのですが、目の前のネタケースに立派な金目鯛がドカッと乗っていたので思わず注文してしまいました。金目鯛のお造り1800円と鬼エビのお造り1400円を注文しました。後から注文した日本酒の池雲祝1000円も美味しかったです。金目鯛がこの大きさでこの盛りはものすごくお得です、もちろんものすごく美味しかったです
大きさが伝わりにくいですが、すごく大きなお皿です
別角度より風呂に入って美味しいお刺身もたべて!大満足な感じで〆らーめんです・・・が、美味しそうなラーメン屋さんはどこも遠く、風呂上がりでそんなところまで行くと湯冷めしそうなので、ホテルの近所の中華料理屋さんの中華料理北京に入ることにしました
中華料理北京 定休日:木 営業時間:11:00〜翌1:30店に入るとワンタンメンを注文しました。ラーメンはあっさりした醤油ベースの中華そばという感じで、ワンタンがすごく美味しかったです。でも隣のおじさんが食べていた唐揚げと炒飯がものすごく美味しそうで食べてみたいとすごく思ったのですが・・・お腹と相談したところ無理でした
ワンタン麺630円 ハイボール490円
店内は妙に落ち着く雰囲気でした食事を済ませ、ホテルに戻り、くつろいでいると、朝が早かったからなのか、酔っ払っていたのか、満腹過ぎたのか・・・すぐに寝てしまっていました・・・
翌朝6:00にオープンしたての大浴場に入り、ゆったりと温まってから朝食会場へ向かいました
舞鶴グランドホテル朝食はバイキングです、朝食会場は最初から最後まで、私ともう一人おじさんがいるのみでした。メインの料理や肉料理はほとんど無かったのですが、煮物などの小鉢関係の種類ははものすごく多い!どれもこれも取ってお腹いっぱいになりすぎたら困るので、かなり抑えめで取ったつもりですが、結構取ってしまいました
味付けは基本どれも甘い目でしょうか、味噌汁は薄・・優しい味・・・でしたが、ぶりのあら炊きはすごく美味しかったです
この他にもパンもあり、コーヒーやオレンジジュース、フルーツやサラダもありましたホテルをチェックアウトした後、雪のちらつく中、宮津駅へ向かいます
西舞鶴7:45発 網野行き西舞鶴へ向かう途中でちょっと有名な由良川橋梁を渡っているところで写真を取ってみました。天気がよければもっとキレイに写せたかも
由良川橋梁宮津駅に到着しました、だんだん雪が強くなってきていますが、ここからバスに乗って朝食を食べに行きます(さっき食べてなかったっけ?)
宮津駅駅でバスを待っている間にどんどん雪が強くなってきました。気温も低く指先とつま先が痺れてきています
宮津駅前のバス停 すごく雪が降ってきました
宮津駅8:41発 伊根郵便局行きバスに乗って10分程で杉の末というところに到着、宮津ふれあい朝市にある天橋立市場食堂街は定休日:無しの9:00〜の営業のはず・・・が、いっこうにオープンする気配が無い・・・調べてみると今は11:00〜14:00の営業のようでした・・・諦めて天橋立へ向かいます
天橋立市場食堂街 定休日:無 営業時間11:00〜14:00天橋立へ到着するとまずは智恩寺を参拝します、お寺の御朱印帳が満タンになってしまったので、購入したいのですが購入するとしたら、この智恩寺よりも天橋立の向こう側にある成相寺の御朱印帳が欲しいので、御朱印は我慢します
この智恩寺は延喜4年(904年)に醍醐天皇より天橋立智恩寺の号を賜ったとあります。1120年前からあると思えば、ロマンを感じます
智恩寺 本堂売場営業時間 8:00〜17:00
多宝塔 重要文化財智恩寺の文殊堂には猫がいて、写真を取ろうとするとすっと寄ってきてずっとついてくる人懐っこい猫でした。ここで飼われているのでしょうか、朝から癒やされました
天橋立の遊覧船桟橋でレンタサイクルをしようと自転車を借りようとしたのですが、本日悪天候のため、貸出は行っていませんとのこと・・・でしたので、天橋立を自転車で渡ることを断念し、遊覧船で行くことにしましたが、途中にある天橋立神社には歩いて10分くらいのところにあるので、参拝に向かいます
天橋立の入り口にある廻旋橋 船が通るたびに旋回します傘もないまま天橋立神社に到着しましたが、ものすごく雪が降ってきたので、ちゃっちゃと参拝をすませて観光船のりばへ向かいます
天橋立神社 社務所等はありませんでした天橋立桟橋に戻り、観光船に乗って対岸の一の宮桟橋へ向かいます。フリーパスを持っているので片道700円往復1200円が不要になります
廻旋橋の向こうから観光船がやってきました
ものすごく寒い、雪もすごいのでなんにも見えませんでした一の宮桟橋からすぐのところにある元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)を参拝しました
この元伊勢籠神社は大昔に奥宮の眞名井原(眞名井神社)に豊受大神をお祀りしていたそうで、その後天照大神が遷ってこられました、その後それぞれが伊勢に遷った所以で伊勢神宮の元宮という意味で元伊勢とよばれているそうです
元伊勢籠神社御朱印は20分待ちだと言うことにびっくりしながら、境内を出たところにあるスーパーのにしがきに行き、土産を買いながら時間をつぶしました
御朱印 2つで800円
にしがき府中店 定休日:無 営業時間:9:30〜20:00
復活したというにしがきコロッケは美味しかった
左上から宮津カレー焼きそば378円、日本酒益荒猛男1980円、カネ政宮津ちくわ235円、丹後ちらし280円、マサヒロの角天257円、にしがき特製コロッケ130円 宮津ちくわと、マサヒロの角天はものすごく美味しい無事に御朱印を頂いた後は奥宮の眞名井神社を参拝します
奥宮の眞名井神社の裏には古代の祭祀形態である磐座(いわくら)という神が宿る石が鎮座し、祀られてきたそうでこの場所から縄文時代の石斧、弥生時代の祭祀土器の破片、勾玉などが出土しているそうで、縄文時代から神聖な地と考えられていたそうです。たしかに神聖な雰囲気が漂っていて鳥肌がとまりませんでした
眞名井神社
この先より撮影禁止との立て札がありました神聖な場所で心を洗われた気がしたところで、天橋立を見るためにケーブルカーに乗って傘松公園へ行きます。雪がひどいけど見ることができるのでしょうか?
傘松公園ケーブルカー 往復680円ケーブルカーは満員、ちょうど中国系の観光バスとバッティングしたようで、賑やかな車内となっていました
乗車時間は4分ほどでしたが、満員で少しつかれました山頂につくと一瞬だけ雪がやんで、奇跡的に天橋立を見ることが出来ました。もっと晴れてきれいな写真を取りたかったのですが、こればっかりはしょうがないです
股のぞき台もありますが、本当の股のぞきの場所は更に上へ階段を登ったところにあります股のぞきを済ませた後、バスに乗って成相寺へ向かう予定だったのですが、なんと登山バスが積雪のため運休とのこと・・・徒歩で1km以上しかも積雪の中の登山をすることも出来ず、断念をして下山しました
団体客の乗るケーブルカーより1本遅らせると、座って快適なケーブルカーとなりましたが、景色は一切見えずでした再び観光船に乗って天橋立桟橋へ向かいますが、皆楽しそうにかもめに餌をあげていたので、私も観光船のりばでかっぱえびせんを購入しえさやりに挑戦してみることにしました
かもめのえさ用のかっぱえびせんが100円で販売しています
船内にもかっぱえびせんは販売しています(無人販売場みないな感じで)出港後、観光船の屋上に上がってみると、かもめもどんどん寄ってきます、慣れてくると投げずとも直接手に持ったかっぱえびせんを食べに来て、なんか楽しい!!途中からとんびまで参戦してきていました。(とんびは後ろ足でかっぱえびせんを取って行きましたが、かもめは直でクチでした(笑))
かもめ待機中です(笑)
餌やり楽しい、船内でかっぱえびせんをもう一つ買ってしまった
かわいい
途中からトンビも参加してきました楽しい餌やりの後、昼食を取る予定だったお店に行ってみたのですが、まさかの満席で断念し、天橋立駅前にあった松和物産(しょうわぶっさん)というお土産屋さんの2階がお食事処になっているお店へ行きました
松和物産 定休日:無 営業時間:10:00〜17:00 土日は18:30まで
店内の様子
セコガニのほぐし2300円
エテカレイの干物470円美味しい食事もすませ、傘松公園と反対側の天橋立ビューランドからも天橋立を見に行ってみます、雪が激しくチケットを買う際にも本日の天候では天橋立を見ることが出来ない可能性もありますと言われています
天橋立ビューランド リフト・モノレール共通券(往復)850円モノレールは時間がかかる上に行列も出来ていたのでリフトに乗って山頂を目指します
傘を貸してくれたので、リフトに乗って傘をさしていました山頂にたどり着いてすぐではうっすらと天橋立を見ることが出来たのですが、直後から雪が激しく降り出してきて、全く見えなくなってしまいました
一瞬だけ見えた天橋立しばらく粘っていたのですが、寒くなってきたので断念して天橋立駅前にある智恵の湯の入ることにしました
智恵の湯は露天風呂もあり、雪も降っている中での入浴だったので気持ちの良い雪見風呂となりました。その上ここの内風呂も木造で雰囲気たっぷりで本当に温まり、次に乗る列車の発車時間までゆっくりと過ごすことが出来ました
智恵の湯 定休日:水木 営業時間:12:00〜20:00お風呂に入ってさっぱりとした後は今回の旅のメインイベントである丹後くろまつ号に乗車します。丹後くろまつ号とは海の京都を走るレストランというコンセプトで、車両は数々の列車デザインで知られている水戸岡鋭治氏が担当しているそうで、その列車に乗って朝はモーニングコース、昼はランチコース、夜は地肴コースをいただくことが出来ます。
今回私が乗るのは地肴コースを提供してくれる夕方発車の便です
天橋立16:05発 西舞鶴行き 丹後くろまつ号まず最初におすすめ日本酒三種をいただけます、料理の方は茹でカニ足、クリームチーズの西京漬け、サザエの旨煮、旬の地魚お造り三種(シイラ、アジ、鯛)、天然ぶり大根、丹後産フグの唐揚げ南蛮、ばら寿司ロールとなっています(ばら寿司ロールは後から提供されました)
丹後くろまつ号 地肴コース6500円弁当箱ではなくお皿で提供されるとものすごく豪華に見えます
お造りもカニもサザエもすごく美味しい、ぶり大根も絶品でした
酒呑童子にごり酒(ハクレイ酒造)350円
サザエの旨煮
天然ぶり大根
途中で撮影をしたりできます日本酒を全部飲んだ後はアテンダントのおねーさんオススメのワインまで頂いてしまいました
天橋立ワイン とよさか赤550円 ナイヤガラ白 550円
撮影スポットの由良川橋梁美味しい料理とお酒を豪華な観光列車で頂く事ができ、楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、西舞鶴駅に到着してしまいました。予想以上に楽しい時間で、また機会があれば利用したいなと思ってしまいました
17:25 西舞鶴駅に到着西舞鶴駅には駅弁がありません、その代わりに駅の近くの居酒屋凡愚というお店でお持ち帰り用のお弁当を販売しています。魅力的なお弁当もたくさんあったのですが、ご当地グルメということで丹後バラ寿司1000円をネット予約していました
居酒屋凡愚 定休日:元旦 営業時間:11:00〜23:00
お値打ちお造り盛合わせ1580円お弁当を購入し、軽〜く一杯ひっかけた後、雪の中西舞鶴駅に戻って来ました
雪が強く降ってきている西舞鶴駅 寒いです西舞鶴駅から京都駅までは特急まいづる14号に乗車します。この特急まいづる14号は京都丹後鉄道の丹後の海という車両です、観光列車になるのでしょうか、車内も木材をふんだんに使用されており、ちょっと豪華な特急列車となっているようでした
西舞鶴18:43発 特急まいづる14号 京都行き
特急まいづる14号車内では先ほど購入した丹後バラ寿司を頂きます。結構お腹は一杯なのですが、ごはんが暖かくてうれしい、駅弁ではなかなか無い状況です
今回頂いているこの丹後バラ寿司とは、甘辛く煮付けたサバを細かくほぐしたサバのおぼろを散らすのが特徴で、もともと祭りの日に作られるお寿司だったそうなのですが、その後お正月やお盆、その他誕生日や親戚や友達が集まる日などに作られるハレの日の味として根付いた郷土料理なのだそうです
丹後バラ寿司 1000円丹後バラ寿司を頂いた後、お腹もいっぱいになってしまい、すっかりと熟睡をしてしまい気付けば京都駅に到着していました。京都駅からは新快速上郡行きに乗りかえて姫路駅まではあっという間で、今回の楽しい旅も終わってしまいました
今回、予想以上に楽しかったのが丹後くろまつ号であり、駅弁以外で列車内で料理を提供してくれるのはよかったと思います。しかもコース料理は雰囲気があって楽しい(お酒もたくさん吞めました)また、他の地域でも似たような列車などがあれば乗ってしまいそうですね
今回も楽しく食べて飲んでの旅になりました。ありがとうございました