勝浦方面への旅行計画中にWEST EXPRESS銀河の存在を知り、面白そうだと思い調べてみたのですが、なるほど・・・かなり人気の特急電車という事はわかりました
また来年にでも行けたらいいと思いながら予約方法などを調べていたのですが、直近の11月10日発の銀河にグリーン車指定席のファーストシートの1席だけキャンセルが出ていたようで、思わずクリックをして予約をしてしまいました(笑)
出発の日は朝から楽しみでそわそわして落ち着きませんでしたが、夜になりその気分を維持したまま姫路駅から新大阪駅まで新快速で向かいます
新大阪駅に到着すると、まずは駅弁を購入します。今回はどの駅弁を買うかはすでに決めており、購入すると決めていた兵庫五国酒肴弁当を無事に購入することが出来ました。この弁当につきましてはまた後ほど・・・
出発時間まではまだまだ時間があるのですが、案内にはもうすでにWEST EXPRESS銀河の文字が表示されており、だんだんとテンションもあがってきます
思ったより早い時間に銀河は入線して来たためにあわててしまい、残念ながら撮影に失敗してしまったので最後尾の1号車側から写真をとらせていただきました。銀河を見ていると懐かしいですね、昔の新快速ってこれだったなぁ、たしかシティーライナーって呼んでいたっけなーと思い出にふけっていました
中に乗り込むと、おおーさすがグリーン車!豪華ですねーー!!!この席の前向き後ろ向きの2席分を1人で独占です
座席に座ると、早速購入した弁当(兵庫五国酒肴弁当1280円)を頂きます。この弁当はパッケージがWEST EXPRESS銀河になっており、縁を感じてこの弁当を購入しようと決めていました
兵庫五国酒肴弁当は姫路のまねき食品が作っている弁当でWEST EXPRESS銀河の運行を記念して販売を開始した弁当で、淡路の玉葱をはじめ、穴子、但馬牛、瀬戸内の蛸、兵庫県産の黒豆などの地域の食材や郷土料理が入った手の込んだお弁当です、ビールと一緒に美味しく頂きました
食事の後は、4号車のフリースペースなどを散策しました
4号車のフリースペース遊星で手に入れたパンフレットを見ながら、座席をベッドに転換してみます
テーブルを収納し、両座席の背もたれを倒し、ベッドを作り、この後シーツを敷いてカーテンを閉めると、プライベートスペースが出来上がります。テンションあがるーー
お行儀悪いですがベッドの上に座って酒を飲みます。カーテンは薄いですが、十分にプライベートは保たれています。
シート?ベッド?の上にもしっかりと収納スペースがあり、おかげで快適でした
ゆっくりと走り続けていた銀河は23:42に和歌山駅に到着しました。ここ和歌山駅では0:40まで約1時間弱も停車します
ここで最初のイベントです、WEST EXPRESS銀河は和歌山駅で停車中に駅の構外へ出ることが出来ます、そしてこの銀河の乗客専用に貸切の延長営業をしてくれている麵屋ひしおに行き、和歌山中華そば1100円(tabiwaで事前予約なら1000円)をテイクアウトすることが出来ます
結構な人数の乗客が和歌山駅を出て、麵屋ひしおの方へ向かって行きましたが、せっかく1時間も停車するのだからと思い、私はちょっとだけ冒険をすることにしていました
和歌山駅の周辺で深夜も営業している和歌山ラーメン屋さんを調べたところ、本家アロチ丸髙中華そばというラーメン屋さんが深夜の3:00まで営業しており、徒歩約10分という立地なので、ギリ間に合うと判断しラーメン店のはしごを決行しました
後からわかったのですが、この本家アロチ丸髙そばは1940年にスタートされた和歌山中華そばの老舗だそうで、しょうゆベースのあっさりではないのですが、コクもありくどくないので飲んだ後に皆食べたくなるのかなーっと勝手に納得してしまう、非常に美味しいラーメンでした。早寿司と一緒に頂きました(1つはテイクアウト用に購入しました)
あまり時間も無いので、ささっと食べ終えて、急いで麵屋ひしおへ向かいます
10分程歩くと麵屋ひしおに到着できました、まだ少し時間に余裕があります・・・よかったー
予約している旨を伝え、tabiwaのアプリを開いて、チケットを出そうとすると・・・ん?ない??先ほど確認した時にはあったのに??
お店のスタッフの方と話をし、右往左往しながらアプリをいじっていると、原因が判明しました!日付が変わってしまっていたために、すでに利用済みのチケットに勝手に移行されていたようでした、その旨をお店のスタッフに伝えたところ快く受け入れて頂けました!ありがとうございました
無事にラーメンを頂く事ができ、和歌山駅に戻ったのは0:20でした、出発20分前です、余裕でしたね(笑)
銀河にもどり、4号車のフリースペース遊星のボックスシートで一人優雅にラーメンを頂きます、おそらく他の乗客の皆さんはとっくの昔に食べ終わっているのでしょう
ラーメンを頂き、お腹がいっぱいになったところで、自室に戻り横になってくつろぎながら、流れゆく夜の車窓を楽しんでいました・・・贅沢すぎる
目が覚めると、紀伊田辺駅で停車中でした・・・かなり長い間止まっているみたいです
定刻通り朝の6:50串本駅に到着しました。ここでまたイベントです、串本駅を出てくしもと観光周遊バスまぐトル号に乗り橋杭岩の観光にでかけます
串本駅前には、くしもと観光周遊バスのまぐトル号が待機していました。ここで半強制的に2日券1000円を購入させられます(片道500円なので一緒なのですが・・・)
ハイエースの中は満席でした、ここから5分程度で到着します、歩いても20~25分で行けるらしいので、体力に自信のある方は朝の散歩がてらに歩いてみても楽しいかもしれませんね
橋杭岩は国の名勝天然記念物となっていて、串本から大島に向かい約900mの間を大きな岩柱が列をなしてそそり立っており、その姿が橋の杭だけが残っているように見えることから橋杭岩との名前が付いた様です
あっという間に観光をすませて、銀河に戻ってきました。本当にゆっくりと列車旅をしている実感があり、すごく楽しいです
串本駅を出発すると4号車のフリースペースにて熊野曼荼羅絵解がありました。これはガイドの方が比丘尼(びくにと読み、熊野や那智の絵図を携えて全国へ絵解きをした尼僧)の装束で天上界、地獄、餓鬼、畜生、六道などが描かれた絵図を使って、人間が生まれて死んでいくまで、また死後の世界と救済を語り聞かせてくれるというイベントでした。これから熊野大社へ参拝するのでその下調べとしては丁度良い感じです
朝の9:05いよいよ目的地の紀伊勝浦駅に到着しました。名残惜しいですが、ここで銀河ともお別れとなってしまいます
ここ紀伊勝浦駅から徒歩5分位の所にある勝浦漁港にぎわい市場へ向かいました
紀伊勝浦駅のある那智勝浦町で思いつくのはまぐろですね、ここにある勝浦漁港には近海で獲れた生まぐろの水揚げ量が日本一となっている漁港なので期待が膨らみます
勝浦漁港のにぎわい市場に到着しました、入口には巨大まぐろのオブジェがあります、時間によってはまぐろの解体ショーもあるようです
私が寄ったのは鮪の脇口(ヤマサ脇口水産)というお店で、ここでマグロを購入すれば、刺身用に切ってもらえます、今の旬でお勧めはメバチマグロだそうで、小さなものを1つ購入しビールも併せて購入しました
豪華な生まぐろの朝食を堪能したあとは、バスに乗り熊野本宮大社へ向かいます
JRで紀伊勝浦駅から新宮駅へ移動します、新宮行の普通電車には自転車を持ち込んでいる乗客が数人いました、ここでは普通に自転車を持ち込めるみたいです(ラッシュ時はどうするのだろうか・・・)
新宮駅に到着すると最初に駅前にある熊野新宮観光案内センターに立ち寄り、熊野御坊何回バスの悠々フリー2日乗車券3500円を購入しました(1日券は3000円)
このチケットは少し高いですが、紀伊勝浦駅から新宮駅、熊野大社のある本宮大社、那智大社のある那智山など、ほぼほぼカバーしているチケットになるのでお得なチケットと言えると思います(ちなみに新宮駅~本宮大社は片道1560円、紀伊勝浦駅~那智山は片道630円となり、両方を往復するだけで4380円もかかります)
新宮駅前から本宮大社駅までバスに乗ります、ここから片道約1時間の道のりとなります
バスの中はポカポカと温かくてのんびり居眠りをしながら乗車していると、あっという間に本宮大社前に到着をしました
バス停は本当に本宮大社の目の前で、便利なバスだなーと思いながら本宮へ向かいます
5年ぶりの熊野大社です、なかなか遠い熊野大社ですが、再訪する事ができました
熊野本宮大社は現在の本宮大社の近くにある大斎原(おおゆのはら)という場所に崇神天皇65年(紀元前33年)に社殿が建てられたと伝えられています。その後、平安時代になり、皇族・貴族で熊野信仰が広まって熊野古道を通って参拝を行っていたとか・・・そして室町時代になってから武士や庶民の間に広がっていったそうで、ロマンあふれる歴史のある熊野本宮大社です
せっかく熊野本宮大社に来ることができましたので、御祈祷を依頼することにしました。御祈祷は5000円からで、拝殿の中に入ることが出来ます。拝殿の中にはサッカーの日本代表の監督や選手のサインボールやユニフォームが飾られていました。流石サッカー日本代表のシンボルである八咫烏(やたがらす)を祀っている神社ですね
御祈祷の撤饌はお茶(純金茶、梅こんぶ茶、とうがらし梅昆布茶)その他御札と御守を頂きました
その他境内には八咫烏ポストや、年末に大きな筆で来年の漢字一文字揮毫する行事が有名で2023年を表す漢字一文字は「力」となっていました
八咫烏おみくじは500円でした。かわいい八咫烏の中に入っています
本宮大社を参拝した後、大斎原(おおゆのはら)へ向かいます。ここは熊野本宮大社のあった旧社地で神が舞い降りたと場所といわれており、本宮大社から徒歩で約10分のところにあります。そこはパワースポットとして人気の場所だそうです
その大斎原にはものすごく大きな鳥居があり、境内には巨大な木が茂って神々しい雰囲気ですが、建物などはありません。というのもここは明治22年(1889年)8月に大水害が発生し本宮大社の及び周辺の多くの社殿が流出してしまい、残った社殿を現在の地に遷座したとありました
ここで昼食を取るかどうかも迷ったのですが、昼食をとるとバスは1時間後・・・この後に向かう速玉大社に到着する時刻が今バスに乗ると14:20、昼食をとった後なら15:40になってしまう・・・苦渋の決断でバスに乗ることにしました・・・ああ、熊野牛すき焼きうどんが食べたかった(涙)
約1時間ほどバスに揺られて熊野速玉大社に到着しました
熊野速玉大社は街中に鎮座しています。本宮大社より少しこじんまりとした雰囲気ですが、赤い社殿が美しいです。熊野速玉大社の社殿は明治16年に打ち上げ花火が原因の火災により全焼してしまい、現在の社殿は昭和42年に再建されたものだそうです
境内には御神木とされる天然記念物の梛(ナギ)の大樹がありました
速玉大社の参拝をすませた後、遅い目の昼食をとるために周辺を散策してみたのですが、ちょうど14:00~17:00の間って空いている店はほとんどない状況でした・・・失敗したな~熊野牛すき焼きうどん食べておけばよかった・・・
幸いにも発見したのは総本家めはりや新宮本店ですが、この時間帯はめはり寿司のテイクアウトのみやっている様でしたので、一番小さい4個入り(680円)を注文し道中で頂きました
新宮駅から紀伊勝浦駅までは丁度良い電車がなかったのでバスにて移動します(悠々フリー2日乗車券のおかげで運賃を節約できました)
紀伊勝浦駅に到着するとまずは本日の宿にチェックインします。今回の旅も急に決まったので、めぼしい宿がとれず(めちゃくちゃ高かった・・・)やっととれた宿がこの民宿はげやまでした。トイレ風呂共同で素泊まり4500円の格安の宿でした(笑)
宿のすぐ近くに日帰り入浴(600円)ができる温泉があり、お風呂はそこでお世話になりました。サウナも無く湯船は大きいものが1つと洗い場が5か所位の小さな風呂でしたがちゃんと温泉の香りがしており良い風呂でした
入浴を済ませた後は、まぐろを食べる為に近所のいろは寿司というところでお世話になりました。なかなか忙しいみたいで、時間かかっても良ければどうぞって(笑)
急がない旅なので中に入り、ビールを飲みながらゆっくりとさせていただきました
まず最初に注文したまぐろ刺身1000円です、流石生マグロの水揚げ日本一の勝浦ですね!このクオリティのマグロをこのお値段で頂けることに感動しました
いろは寿司さんでまぐろ刺身とお寿司を頂き大満足で店を出て、次の店に向かってみます
次に入ってみたお店はお食事処おがわというお店で、ここもまぐろやクジラなどがメインのお店でした
まぐろカツ1700円を注文した後、他も頂きたかったのですが・・・おなかが限界に来ていたので、クジラなどは断念し、おとなしく帰路につき明日に備えました
翌朝チェックアウトを行い、まずは勝浦漁港を見学しに行きました。勝浦漁港には一般の人も自由に入って見学ができます、海外のお客さんも大勢いらっしゃっており、皆写真をとったり楽しそうにしています。なかでも大量のまぐろが並んでいる光景は圧巻で、写真に納まりきらないまぐろの数で、この写真の右側にもずーーーっとマグロが並んでいます、こんなに獲れるものなんですね!美味しそうと思ってしまいました(笑)
勝浦漁港の向かいにあるめしや里さんで朝食を頂きたいと思い訪れましたが、営業している?していない??って感じで、お客さんはいません・・・中でおじさんがひとり新聞を読んでくつろいでいる・・・恐る恐るドアを開け、おじさんに営業されています?と伺うと、ちょっとまってなっと言い、電話を取り出し、おそらく奥さんに電話で確認をして、どうぞって中へ招き入れて頂きました(;^_^A
しばらくすると、外からお母さんが入ってきて注文を聞いてくれ、マグロ造り定食とビールを注文しました
ビールは瓶ビールは無くて、生ビールでもいい?っておっしゃるので、じゃあ生ビールくださいとお願いしました
豪華で大満足な朝食を頂き、今日も元気にバスに乗り熊野那智大社へ向かいます
バス停には多数の外国人観光客が待っています、やはり世界遺産というのが大きいのでしょうか、外国人観光客からの人気の高さがよくわかります
終点の那智山へは30分弱の予定ですが・・・途中の大門坂というバス停で外国人観光客が全員下車します、あれ?っと思い慌てて大門坂を検索してみるとこう書いていました・・・
「大門坂」から、熊野那智大社、那智の滝へのコースは勝浦温泉街から近く、バスのアクセスも良く歩きやすいコースになっています
石畳が美しい「大門坂」から、熊野那智大社、那智の滝へと向かう「おいしいとこ取り」のコース。大門坂入口から熊野那智大社へは石段の上りとなりますが、約1.3km・約40分と距離も短く、杉木立に囲まれた苔むした石段は、熊野古道の雰囲気も満点。勝浦温泉街から近く、バスのアクセスも良く歩きやすいコースになっています。
そうなの??知らなかった!!と思い、慌てて私も下車をしました(笑)
バスを降りて、外国人観光客についていくことにしました
途中の自動販売機でお水も確保し、階段を上るとすぐに大門坂の碑と鳥居が現れます。熊野古道の「おいしいとこ取り」をさせていただきます
大門坂からの道は石畳で歩きやすいですし、巨大な杉木立などの雰囲気がとても良くマイナスイオンを吸収している感じです。ひたすら登り階段で少し息が上がりますが楽しい道のりでした
30分位歩くと、熊野那智大社の鳥居がありました。丁度良い軽めのハイキングで、大門坂で下車して本当に良かったと思いました。外国人よく知ってるなぁ・・・
境内には樟霊社胎内くぐりというものがあり、護摩木300円か祈絵馬500円を購入しそれに願意・氏名を記入してからこの胎内くぐりをして、出口の護摩木・絵馬掛けに納めると毎月18日の権現講祭に焚き上げ祈願を行ってくれるというものでした
熊野那智大社の隣には那智山青岸渡寺(せいがんとじ)があり、併せてそちらも参拝させていただきました。観光スポットとしては、熊野那智大社よりも那智山青岸渡寺の方が人気のスポットになっています
那智山青岸渡寺の奥へ進みますと、一番の観光スポットである三重塔へたどり着きました
三重塔の奥に那智の滝が映える撮影スポットであり、皆ここで写真撮影をしていました
ちなみにこの三重塔は参拝料300円を納めると中に入り上に登ることが出来ます。塔の中に入って上まで登ることのできる施設は数少ないので、喜んで300円をお納めして中に入ってみました・・・が、鉄筋コンクリートかい・・・中には立派なエレベーターまであり、がっかり感がハンパなかったです
那智山青岸渡寺で思いのほか時間がかかってしまった事や、那智山のバス停の場所がよくわからなかったために、バスに乗り損ねてしまいましたが、15分位歩くと那智の滝がある飛瀧神社へ来ることが出来ます
入口の鳥居から10分位ひたすら下っていくと、那智の滝の滝壺にたどり着きます。境内が狭いせいか、ここが一番にぎわっている様な気がしました
奥の滝壺の間際まで行くには、ここで参入料金300円を納めます(御守もいただけました)
熊野三山を参拝することができ、まぐろも堪能することができたので、白浜へ向かう事にします。電車に乗る前に事前予約で駅弁を買うことが出来るとの情報があり、この川柳さんに予約の電話を入れていました。本当は鮪素停育(マグロステーキ)弁当なるものが欲しかったのですが、今は作っていないとの事・・・代わりに鉄火丼ならテイクアウトできるとの事だったので、予約を入れていました
紀伊勝浦駅から白浜までは特急くろしお22号で向かいます
くろしお22号に乗り込んで、早速購入したての鉄火丼を頂きました。まだごはんが温かく美味しいです。しかしちょっとだけなんですけどマグロに飽きてきました(笑)
ガラガラのくろしお22号に乗り(私の乗った車両には4~5名ほどの乗客)鉄火丼を堪能し、お腹がいっぱいでウトウトと居眠りをしている間に白浜に到着してしまいました。
白浜駅で白浜とくとくフリー乗車券というバスに乗り放題のチケット(1100円)を購入し、早速バスに乗って湯崎というバス停に向かいます
途中できれいな砂浜である白良浜などの車窓を楽しむことが出来ます
湯崎に到着すると、崎の湯という人気の入浴施設に入ります
崎の湯は白浜が温泉地として世に知られるきっかけになった温泉で、今から約1400年前の飛鳥・奈良朝の頃に牟婁温湯(むろのゆ)と呼ばれ「日本書紀」や「万葉集」にも記されていたそうです
目の前には太平洋が広がり、最高のロケーションでしたが、女湯はわかりませんが、男湯は周りの施設から丸見えでした(笑)
白浜の温泉にも入ることが出来たので、お土産を探すのと市場で買った食材をBBQコーナーで調理して食べる事が出来るというとれとれ市場へ向かってみました
とれとれ市場の中は巨大な市場でお客さんもものすごく多くて、まぐろやくじら、梅干しやお土産、お酒まで何でもそろう素晴らしい施設でした
併せてビールとハイボールも購入し、BBQコーナーに持ち込んで、場所代800円を支払い、席まで案内されました
バーベキューを満喫し、このまま風呂にでも行きたい気分ですが・・・繁華街の方へこれまた楽しみにしていたクエ鍋をやっつけに行きます
今回クエ鍋を提供していただけるお店がここ白熊というお店です。メインはうどん屋さんなのかな?お客さんもたくさん入っていて、みなさんお酒を飲んでゴルフの話やらを楽しんでいる様子でした
白熊に入店し、ビール(700円)とクエ小鍋(3200円)を注文、途中でビールを飲み干してしまったので、せっかくなので赤い梅酒ロックを注文しました
完成したクエの小鍋がこちら、分厚めに切られたプルップルのクエがゴロゴロとたくさん入っていてうれしい、一人鍋で対応していただけるのもポイントが高いです(二人でつついても十分の量です)
鍋を食べた後、雑炊セット(440円)を注文すると鍋を厨房に持って行って雑炊を作ってくれました
この雑炊も絶品で、今後はふら~っと白浜に行って安くクエを食べて帰ることができるので、良い店を発見してしまった気分です
クエ鍋と〆の雑炊を堪能し梅酒まで飲んで上機嫌でバスに乗り白浜駅に到着しました(途中でスーパーで土産などを購入していたらバスが遅くなり白浜駅行きの最終バスにギリギリ間に合いました。白浜のバスが終わる時間はものすごく早いので皆様もお気をつけて)
いつもなら白浜駅で駅弁を買うのですが、すみません・・・無理でした・・・
お土産は海の生ハムやクジラのベーコン、蒲鉾の南蛮焼(なんば焼き)や日本酒などを購入しました
今回もたくさん食べすぎて、しんどい旅になってしまいましたが、熊野三山や偶然行けた熊野古道、まぐろ三昧やクエ鍋まで楽しむことが出来ました。しいて言うならもう少し駅弁を買いたかったですかね~でも実際に駅弁を売っていたのは新大阪と白浜のみで、新宮にも紀伊勝浦にも売っていなかったのですが・・・
温泉も崎の湯くらいで、旅程がもっと早くに決まっていたらホテル浦島などで温泉三昧も出来たかもしれません
しかし、この度の一番の収穫はWEST EXPRESS銀河という素晴らしく楽しい寝台特急に乗れたことはありがたいと思い、それなりに満足は出来た旅だと思います
またゆっくりと次の計画を立てていきたいと思います。長々とありがとうございました