2022年10月25日から1泊でカツオを食べるために高知へ行ってきました
高知は言わずと知れた坂本龍馬の生誕地であり、日本酒もうまい!酒の肴のカツオも旬を迎えるという事もあり、飲む気満々での訪問となりました
朝の5:30過ぎに普通電車で岡山駅を目指します。あさイチのこだまでは南風1号に間に合わないので、早朝の普通電車に乗ります
早朝にもかかわらず座席は4割ほど埋まっています。意外に利用者がいるものなんですね
岡山駅に近づくにつれ席はすべて埋まり、立っている人もちらほらでてきました
1時間以上普通電車に揺られて岡山駅に到着しました。岡山駅からは特急南風に乗り込むので駅弁を購入します。岡山駅の駅弁は充実していて、何にするか結構迷いますね
駅弁と飲み物をしっかり調達してから、7:08発の南風1号に乗り込んで高知駅に向かいます、今回利用した高知観光きっぷは岡山駅から高知駅まで往復で特急電車の自由席に乗る事が出来るきっぷで6600円というお得なきっぷでした
自由席なので、座れるかどうか少しだけ不安でしたが、乗車率は6~7割程度でしょうか、窓側席がほぼ埋まっている状況でしたが、とりあえず窓側席を確保することが出来て一安心
高知に向かって出発し、車掌さんにきっぷの確認をしてもらうと、早速朝食の駅弁を楽しんでみましょう。今回購入した駅弁は「せとうち日和」です、ビールのアテに丁度良い弁当でした!朝食というか酒のアテになっちゃってますが、あまり気にしないでくださいね (;^_^A
弁当を頂きながら、瀬戸大橋の車窓を楽しんでいます。朝日がまぶしくて天気も良かったので最高の気分ですね~
いよいよ高知駅に近づいてきました。南国市にある有名なごめん駅です、向こうに立っている子はごめんえきお君で、アンパンマンのやなせたかしさんが書いた子だそうです
高知駅に9:39に到着しました、2時間半も乗っていたのですが、あまり退屈することもなく楽しい時間を満喫することが出来ました
ここから駅を出ずに引き返す形で普通電車に乗りかえ、2駅戻ったところにある土佐一宮駅を目指します
土佐一宮駅にに到着しました、土佐一宮駅は「とさいっく」と読むそうで「とさいちのみや」と読むのかと思っていたので、少しびっくりしました
土佐神社は土佐一宮駅から少し離れていて、約15分程歩いたところにあります。じんわりと汗をかく程度歩くと立派な楼門が現れます。その楼門をくぐり境内に入ると、中はかなり立派な様子でした。調べてみると、土佐神社は1570年に建立されたそうで、現在は国の重要文化財に指定されています。8月の24日と25日には土佐三大祭りの一つであるしなね祭りという祭典が催されており、その祭りでは神楽や太鼓の奉納等の神賑行事などが行われたり、神幸祭り(神輿渡御)や24日の夕刻にはや店が軒を並べて夜遅くまで賑わいがあるそうです
御朱印は500円でした、少しお高めでしょうか・・・
土佐神宮への参拝を終えて、再び土佐一宮から普通電車にて高知駅へ向かいます。帰りの高知行きの電車は満席の様でで立ったまま高知駅へ向かうことになりました(たった2駅ですけど・・・)
再び高知駅に11:24に戻ってきました。さっき駅弁を食べたばかりなのであまりお腹は空いていないのですが、早めの昼食にしたいと思います
昼食を頂くお店は高知駅から北側に5分程歩いたところにある鍋焼きラーメン千秋さんにします。鍋焼きラーメンは高知のご当地グルメとなっており、本来は高知市ではなく高知県の須崎市のご当地グルメなのですが、ここ高知駅の近くでも頂くことが出来ます。この鍋焼きラーメンは日本一熱いラーメンなんだそうです
店内に入ると、明るい女性の店員さんが出迎えてくれます。店内はカウンターが8席くらい?と6人くらい座れそうなテーブル席が1つ(テーブル席といっても大きなテーブルで相席が基本らしい)あり、ソーシャルディスタンスも徹底されているお店で、お一人様にも入りやすいやさしいお店でした
鍋焼きラーメン大(麺1玉)とごはんミニ(ミニでふつうの1膳分)と瓶ビールを注文しました
ビールを飲みながらしばらく待っていると、土鍋が運ばれてきました。蓋を取ると、まだグツグツと煮立っている鍋焼きラーメンが登場です、鶏ガラスープの様な香りが食欲をそそります
中の具はシンプルで麺とネギとちくわが見えるだけでしたが、底の方に鶏肉が結構たくさん入っており、生卵も麺の下に隠れていました(嬉しい!)
途中で卵も潰して頂いた後に、別途注文していたごはんミニを鍋の中に投入しました。雑炊ですね!ラーメンを食べていた時とまた違う楽しみ方で、ものすごく美味しい!!むしろこっちの方がメインかもしれません(笑)汁まで完食してしまいました
鍋焼きラーメンを完食し、お腹がパンパンになってしまったので、少し散策します(といっても桂浜行きのバスまであまり時間がないので、遠くまではいけませんが・・・)高知駅の南側(メイン側)には土佐勤王党3志士の像が鎮座しています。幕末に大活躍した土佐出身の御三方様です。やっぱり大人気なのですね(笑)
土佐勤王党3志士に御挨拶を済ませた後、高知の観光地をまわるMY遊バスの1日乗り放題券(1000円)を購入するために高知駅南側すぐにある高知観光情報発信館とさてらすへ向かい、MY遊バス乗車券 桂浜券1日乗り放題というチケットを購入しました
このチケットはMY遊バスに1日乗り放題という事と、路面電車の市内均一料金エリアが乗り放題になっており、観光施設の入場料も割引されるというお得なチケットです。ただMY遊バスの本数が少ないための救済処置なんでしょうが、往路または復路の片道のみとさでん交通のMY遊バス以外のとさでん交通桂浜行きのバスに乗ることができて、行程を組むのに非常に重宝しました。素晴らしいチケットです
高知駅のバスターミナルからとさでん交通の桂浜行きのバス(MY遊バスでないバス)に乗り、約40分程で桂浜に到着しました。思った以上に遠いので、訪問を予定されている方は注意してくださいね
桂浜に到着しました。天気は最高です!太平洋が広~い(笑)すごく気持ちが良いです
帰りのバスの時間もあり桂浜の滞在時間は1時間弱でした・・・龍王宮や坂本龍馬の像、お店の散策等を考えると坂本龍馬記念館の訪問を断念せざるをえませんでした・・・
桂浜を満喫した後はMY遊バスに乗って五台山にある竹林寺を訪問します
竹林寺とは724年に聖武天皇から僧の行基に命じられ開かれたのがはじまりだそうで、本堂などは1644年に土佐二代藩主の山内忠義が建立したとあります。立派な本堂や大師堂などもありました。国の名勝庭園に指定された庭園も有料でしたが見てきました
竹林寺を訪問した後、帰りのバスまで時間があったので、バス停前にある竹崎商店ってところで時間をつぶす予定です
竹崎商店は閉店が17時となっており、余裕をもって参拝した後に、訪問しました・・・が!!・・・来た時にはまだやっていたのですが・・・店に戻るとシャッターが下りてる!!おでんでも食べながらバスを待とうと思っていたのに・・・(涙)
ぼーっとバスを待って、やっとの事で到着したバスに乗り込み、はりまや橋観光バスターミナルの近く、菜園場町にある本日の宿泊地ホテルサウスブリーズホテル高知海月にチェックインしました
このホテルは朝食が美味しいと評判なのと、最上階に展望風呂があり、サウナもあるので選びました!しかも平日ですが朝食付きで5340円って安すぎませんか?最高でした
サウスブリーズホテルにチェックインして小一時間ほどサウナを堪能した後、ひろめ市場方面へ繰り出しました
まずはひろめ市場の裏手にあった超レトロなお店のまるよし食堂です。レトロすぎてちょっと入るのにドキドキしました
中に入るとテーブル席が3つと、小上がりが2席くらいですかね?こじんまりしたお店に優しそうなお母さんが対応してくれました。テーブルには明らかに地元のお客さん(おじいちゃん3人と、おば・・・おねーさん2人かな・・・?(笑))明らかにベロベロで、おじいちゃんがお酒をこぼして怒られてました(爆笑)
このお店は冷蔵庫からセルフで料理をとる食堂スタイルです、瓶ビールと新子?というものを頂きました。新子とは生後1年未満の幼魚の事らしく、皮の光り具合から、かつおなのかなーっと思いながら美味しくビールと共に頂きました
まるよし食堂食堂で新子を頂いた後、はりまや橋周辺にあるすごろくと言うお店に入りました
このお店ではかつおの刺身とかつおのたたきを頂く事にしますかつおの刺身を頂くにはやっぱり日本酒でしょーって事で!限定酒だったひやおろしのしらぎくを頂きました(笑)
本場高知のかつおの刺身とかつおのたたき!旨い!!
すごろくでかつおを堪能したあと、ふたたびひろめ市場に戻ってみることにしました。途中反対方向行きの路面電車を見たところ、行き先がごめんになっていたので、思わずシャッターを切ってしまいました(笑)
平日というのにまだまだ盛況なひろめ市場に戻ってきました、とりあえず一番有名な明神丸のかつおの藁焼きを食べる事にしました
明神丸の閉店は21時でしたが、なんとかギリギリ間に合ったみたいです、写真の光景が最後の藁焼きとなった様でした
かつおの塩たたきと生ビールセットを注文しました
明神丸さんのかつおの塩たたきは藁の香りがしっかりと感じられ、流石に違うと思わせる美味しさでした!!やっぱり明神丸は必須ですね!!
まだまだ夜は長いので、ひろめ市場の中も満席ですね!皆楽しそうに酒を酌み交わしています
ひろめ市場の後、流石にお腹がいっぱいだったので、いったんホテルに戻ってサウナに行ってきました!良いですね~ホテルにサウナがあるって!!又、高知のお店も夜遅くまで開いている所が多いので助かります。サウナの後に訪問する予定の屋台安兵衛さんなんて夜中の3:00
サウナを堪能した後、再びホテルを出たのは11時すぎでした。とりあえず屋台安兵衛に向かうことにしますが、ちょっと誤算がありました。路面電車の最終電車は終わっていたみたいです(;^_^A
まあカロリーを消費しながら20分くらい歩いて屋台安兵衛さんに到着しました。こちらもまだまだ大盛況です!
まずは高知名物屋台餃子500円を頂きます!小ぶりの餃子が7個、揚げ焼きの様な感じですかね、ニンニクがきいてなかなかのパンチがあり、旨いです!ビールとの相性がばっちりですね
調子に乗ってラーメン600円も注文してしまいました
旨いのでしょうが・・・お腹がいっぱいすぎて・・・あまり味を覚えていないのです(涙)
もう吐きそうなくらいお腹がいっぱいで、街を散策しましたが、道の真ん中にこれまた屋台の松ちゃんがあるではないですか!!雰囲気もものすごく良い!!入りたい!!でも何も食べられない・・・涙をのんで断念してしまいました
ホテルに戻ったのは1時頃だったと思いますが・・・途中呼び込みのおばちゃんがしつこくて、ちょっとめんどくさかったですね
10月26日水曜日
昨日夜遅くまで飲んでいたにもかかわらず、早朝から目が覚めてしまいました・・・かなりのおじいちゃん化が進んでいるようです(-_-;)
こちらのホテルを選んだ理由の一つが朝食が好評なこと!朝の6:30から朝食会場に、早速行ってみる事にしました
口コミで好評だったウツボと旬野菜の土佐茶漬けもちゃんとありました!!
炙ったウツボのから揚げが入った出汁茶漬けですかね!ちょっとわさびを入れすぎた感はありますが、ものすごく美味しい!永遠に食べれる(笑)
その他釜揚げちりめん丼や卵かけごはんもお勧めらしいです(汗)昨日からずっとお腹いっぱいなのですが・・・
その他、シェフが目の前でオムレツや目玉焼きを焼いてくれたりして、朝からどんだけ食べるねん!!ってくらい満喫しています!なんか玉子ばっかりある気もしますが、気にしないでおきますね(笑)
締めの卵かけごはんもちゃんと頂きました
朝食を満喫した後は高知の市内を散策してみる事にしました
まずは高知城を訪問します。現存12天守閣のひとつですね!楽しみです。
まずは大手門前です。大手門の先に天守閣が見えています。天気も良くて最高ですね!大手門の横には国寶高知城とあります・・・ん?高知城って国宝だっけ?と思い調べてみると最初は天守閣や御殿等の重要な建造物が築城当時の状態のまま残されている為に国宝に指定されていたそうですが、1950年の文化財保護法の制定により江戸中期に建造された高知城は国宝から外され国の重要文化財になってしまったそうです
しかし天守閣だけでなく、本丸御殿も築城当時から残されているのは全国でも高知城だけだそうで、本丸御殿の中に入ってみると当時の城主の日常などを垣間見ることが出来、十分に国宝級だと思うのは私だけではないと思うのですが・・・
天守閣前は何か工事をしていました。天守閣の右下の建物が本丸御殿で昔の城主は天守閣ではなく本丸御殿で生活していたことがよくわかります
天守閣内にあった当時の高知城の様子ですが、御殿がたくさんあって大きい!!昔のお城ってこんなだったのですね!
天守閣の中は急な階段が数多くあります。タイミングが悪くちょうどお年寄りの団体のお客さんが押し寄せて来ていたために階段渋滞が発生していました・・・(;^_^A
高知城を満喫した後、実は中央市場にあるお寿司屋さんに行きたかったのですが、本日は休場日であったためにお休みでした・・・そうですね、水曜日だもんね・・・
という事で再びひろめ市場さんにお世話になることにしました
今回はやいろ亭に来てみました。のぼりには、うちのタタキは高知で一番おいしいと勝手に思うちゅうって書いています!(笑)
やいろ亭さんで生ビールと藁焼き塩たたきと刺身、それからウツボのから揚げを注文しました
肉厚がすごいですね!刺身も塩たたきもすっごく美味しかったです!!
ウツボのから揚げもものすごく美味しくて、ビールのおかわりも頂きました
ひろめ市場も満喫できたし、そろそろカツオ以外のものも食べたくなるのですが、おなかもいっぱいで、いろいろと市内を散策をしてみます
高知の有名な見どころと言えば日本三大がっかりの内のひとつ、はりまや橋です!この日も私の目の前でこの橋を見てがっかりして帰って行った人がいましたが、実はこの橋の横にある大通りをくぐる地下通路の中にはりまや橋の歴史や紹介があり、なかなか興味深いものでした!
はりまや橋の由来は江戸時代の初期に土佐の豪商である播磨屋(はりまや)と櫃屋(ひつや)が両者の往来の為に私設の橋を架けたことがはりまや橋の由来と言われているそうです。下の絵をみると、なかなか立派な橋であったことが伺えます、しかもこの播磨屋ですが、なぜ土佐に播磨屋?と思ったところ、四国の武将の長宗我部元親(織田信長や豊臣秀吉の時代の武将ですね!)が四国を統一の為に讃岐へ出兵した際に兵糧を調達した人が播磨屋宗徳という人で、播磨国(兵庫県姫路市周辺)の飾磨の人だったそうです。その功があったおかげで土佐に招かれ優遇されて豪商になったそうです。
そう考えると面白いですよね、今縁があって私も播磨国の飾磨の近くに住んでいるものですから、全然がっかりしませんでしたよ(笑)
はりまや橋を散策した後、街中をブラブラしていると、ちょっとレトロな雰囲気のくろちゃん食堂というお店を発見しました。鍋焼きラーメンが売りみたいですが、さっきカツオのたたきを食べたし、昨日もうすでに鍋焼きラーメンは経験したし、お腹いっぱいなので無理です・・・が、喉が渇いていたので入店!
くろちゃん食堂はやさしそうなお母さんが一人で切り盛りしている様子、冷蔵庫の中から軽そうな物を取ってきて、ビールの大ビンを注文しました
おつまみは、四方竹といって高知の里山に秋を告げる竹の子なんだそうで、10月の初旬から約1ヶ月の間だけ味わえる土佐の味なんだそうです!焼いたり炊き込みご飯や天ぷらもお勧めなんですって!ビールと共に染み渡る~
喉も潤ったので、帰りの電車が出発するまでに、お土産や道中の飲み物の調達の為に地元スーパーに買い物に行きました。土佐巻きやすまき、帽子パンや塩けんぴに日本酒等々
買い物もすませ、高知駅に到着しましたが、出発の電車まで1時間以上あったので暇つぶしに近くにあったエキノマエノ駱駝というお店に入って酒盗とビールだけというしょぼい飲み方で時間をつぶしました・・・ごめんなさい・・・
出発の30分くらい前になり、もう電車が入線しているかもと思いホームに上がってみると大正解!!もうすでにホームに来ていました。自由席だったので早速自席を確保することが出来ました。・・・が・・・アンパンマン列車だったんだ・・・以前松山に行った時もアンパンマン列車に乗った気がするのですが、なかなか縁がありますね!楽しいのでよいのですけどねー
中の天井もアンパンマンでびっしり!!車内アナウンスまでアンパンマンでしたよ
岡山駅まではこれまた高知名物のミレービスケットで一杯やりながら帰りました。途中は真っ暗で車窓もくそもなかったので、ひたすらスマホをいじっていました。各席にコンセントがあるので、電池の心配いらずでものすごく便利でした
岡山駅からはこだまで帰ります、今回も500系のこだまです、たぶん帰る時間がちょうどこのこだまに会っているのでしょう!いつも乗っている気がします
岡山から30分程で姫路駅に到着です。やっぱり新幹線は速いですね!行きの普通電車では余裕で倍以上の時間がかかりましたから・・・
ここ姫路駅の構内にも姫路城の模型がありました。今日高知城の模型を見ていたのですが、やはり姫路城はでかいですね~近いうちに行ってみよう♪
今回は高知に旬のカツオを食べることが出来、大満足でした!また夜遅くの屋台安兵衛にも行くことができたのも楽しかったです。見どころがたくさんあって楽しかった半面、中央市場のお寿司などの取りこぼしも多く、調子に乗って食べすぎた為に、その後の美味しい料理を全然食べる事が出来なくなってしまった事も反省材料です。かといって美味しいものを食べてお酒を飲んで酔っ払うと調子には乗ってしまうので、どうしようもないのですけどねー(汗)
とにかく今回も楽しい旅を満喫することが出来ました