旅行記

函館湯の川温泉で特急スーパー北斗とシゲちゃんすし

函館の湯の川温泉へ行きたいが、日曜日に札幌にて所要があった為に朝一番の特急で函館へ行き、温泉やグルメを楽しんだ後、夜行バスで札幌に帰るプランを組んでみました



朝6:00発の函館行きスーパー北斗2号に乗り込んで9:29に函館到着予定です。朝の6:00発なので、札幌駅にはそれまでに到着しておかなくてはならないのですが、札幌市内の地下鉄の始発が6:00以降であるために、この電車に乗るためには札幌駅まで歩くことになってしまいます、地下鉄の始発の時間をもう少し早くしてくれたらいいのに、と思いながら札幌駅まで歩きました

札幌駅6:00発のスーパー北斗2号、修学旅行生がいたために8両編成へ増設されていたみたいです

中学校の修学旅行生も乗るために、いつもは7両編成のところが8両編成となっていました。きっぷをみると6号車の指定席となっています、ネットで調べると6号車は自由席となっているのでおかしいなーと思っていたのですが、そういうことだったのですね・・・しかし朝の6時出発で修学旅行とは・・・大変ですね!

先頭の2両は修学旅行生でいっぱいでした

指定席に乗り込みましたが、乗車率は2割くらいでしょうか・・・JRさんには申し訳ないのですが快適でした

窓側にぽつぽつと乗客が座っている程度でした
窓は大きく足元もゆったり、この辺が飛行機とは違うところです
えきねっとトクだ値30で30%割引

札幌駅構内の駅弁屋さんで弁当を購入しましたので、朝から駅弁で一杯やります、乗車率が低いので気兼ねなくいけます(笑)

海鮮えぞ賞味1080円
食べている最中に気づいたのですが、真ん中に北海道の形の昆布がありました

札幌から函館まで約3時間半・・・朝からビールと駅弁を楽しんで、居眠りなどをしながらのんびりと乗車して、9:30頃に函館駅に到着しました。天気は曇りだったので駒ケ岳も雲に隠れたりと、あまり景色を楽しむことが出来なかった事は残念な所でした

終点函館駅
修学旅行生が途中の函館北斗駅で新幹線に乗換える為に降車に時間がかかった様で、函館到着に3分程度遅れたそうです
函館駅は流石に観光地の為、外国人観光客がたくさんいます
函館駅前のモニュメント

まずは函館市内では市電をフル活用する為に函館駅構内の函館市観光案内所にて市電専用1日乗車券(600円)を購入します

改札を出て左側奥にある函館市観光案内所へ向かいます

函館駅前から湯の川にある湯倉神社へ行く為に市電に乗ります

函館の市電は市民の足となっている事と観光客も多数利用する為、どれに乗っても結構な乗車率となっています、新しい車体やら古い車体、観光用の函館ハイカラ號などもあり、見ていても楽しい市内観光になりました

市電の函館駅前停留所
車内の様子

停留所の終点湯の川停留所から歩いてすぐの所に湯倉神社があります、参拝者もちらほらいて、明るく雰囲気の良い神社でした

写真に収める事が出来ずに残念だったのですが、この湯倉神社に入り、手水舎で柄杓に水を汲んでいる最中に、この神社の住民と思われるリスが水を飲みにやって来ました!人がいるにも関わらず、何の躊躇もない様子で目の前で水を飲む姿を見てこちらがビックリしました。

御朱印300円

湯の川停留所からすぐの所にある湯の川温泉停留所まで歩くと、足湯がありました。無料なので早速体験することにしました。ぬるいのかと思いながら足を入れると、あら適温・・・気持ちよくつかりながら、函館駅前で入手した情報冊子を堪能しました

観光客と思われる人々が次々に足湯につかりに来ますが、満席になることもなくゆったりと楽しむことが出来ます。

のんびりとした時間が流れる中での足湯はすごく気持ちがよかったです

足湯をしながら研究中!右上の シゲちゃん寿し へ行くことにします

足湯を堪能した後はまだ昼前ですがお腹が減ってきたので、すこし早い昼食をとることにしました。昼食はラッキーピエロでオムライスを食べると決めていました。ハンバーガーは食べた事があるのですが、カレーやオムライスはまだ食べた事が無いので楽しみです

函館どつく行きに乗って柏木町へ向かいます

市電にて柏木町停留所へ移動し、そこから徒歩で5分ほど歩いた所にあるラッキーピエロ松陰店へ到着しました。

ここのラッキーピエロはお昼前という時間のせいかもしれませんが、他の店舗にありがちな外国人観光客でごった返している様な事は無く、ゆったりとおちついた雰囲気で、空席もそこそこある様子でした

ラッキーピエロ松陰(まつかげ)店(定休日:無 営業時間10:00~翌0:30 土曜日は翌1:30まで)

店内でカレーオムライスと単品のチャイニーズチキン(2個)を注文し、空いている席へ移動し10分程度待ったでしょうか、店員さんがオムライスを運んできてくれましたが、まあまあ大きくボリュームは満点な感じです

食べてみましたが、オムライスは分厚めの玉子の中にチキンライス?(豚肉が入っていました)がおいしくて、さらにカレーが抜群においしい!なんでもっと早く食べなかったんだろうと後悔するレベルでした。

カレーオムライス660円とチャイニーズチキン2個190円

大き目のオムライスを完食したあとはお腹が一杯なので近くの五稜郭周辺を歩いてカロリー消費に励みます

五稜郭のとなりにそびえ立つ五稜郭タワー

気温も上がってきた中を歩くと、じんわりと汗をかきますが、風が冷たくて気持ちの良い散歩でした 

五稜郭の中央には函館奉行所があり、入場料500円を支払って中に入ってみることにしました

函館奉行所 入館料500円(休館日:年末年始 営業時間 9:00~18:00(4~10月)

中は真新しく建てられた立派な部屋や映像がありました。歴史的な物の展示というよりも、この建物を建てる為に大変だったという内容が強い印象をうけました

中はきれいです、写真は撮っても良いですが、触らないでくださいと案内されました
すごくきれいでお金が掛かっている感じでした

函館奉行所を見た後は五稜郭内をブラブラと散策しました。桜の木が多くて花見のシーズンはさぞかし綺麗なんだろうなーと思いました

函館奉行所と五稜郭タワー
五稜郭の建設当時に植えられというりっぱな松も多く残ります

五稜郭を散策した後は五稜郭タワーに登ってみることにします、実は新しくなってから上るのは初めてなんです

五稜郭タワー 900円(休館日:無 営業時間8:00~19:00※4/21~10/20)

高めの入場料を支払って、エレベーターに乗込むとエレベーターガールのおねえさんが案内をしてくれますが、エレベーターには窓はなく、外を見ることは出来ない様です

エレベーターから出ると、明るい展望台から函館の街や五稜郭を一望できます

五稜郭タワーの展望台から一望できる五稜郭はきれいな五角形を確認することが出来ます、多くの外国人観光客がいて賑わっていました。

エレベーターを降りて正面には五稜郭をはっきりと見ることが出来ます
下を見てみると、ちょっと足がすくんでしまいます

五稜郭タワーからは競馬場や函館空港まで、見渡すことが出来ました。下を見ると車も小さく見えます。

定番ですが床がガラス張りになっている所もあり、そこに乗ってみるとなんともいえないムズ痒さを体験することが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

五稜郭タワーを楽しんだ後は散策して汗もかいたので、今回のメインでもある湯の川温泉へ行きます(先ほど足湯は楽しみましたが・・・)

レトロな市電に乗り込みます、古い車体の車内ほど狭いようです

湯の川温泉停留所から10~15分歩いた所にある湯元漁火館へ行きました。いわゆる湯の川温泉の宿がひしめきあっている場所からははずれた所にありますが、温泉タオルがあるのと日帰り入浴料が安いのでこちらへくる事にしました

湯元漁火館 日帰り入浴料500円(定休日:無 日帰り入浴 12:00~18:00)
販売タオル100円

中に入るとお客さんは誰もいなかった為、写真を撮らせていただきました。中はこじんまりとした湯船と洗い場があり、露天風呂もありました。お湯は茶褐色の源泉かけ流しのようで、のんびりと温まることができました

非常に雰囲気の良い茶褐色の湯が沸く漁火館
露天風呂からの眺めは海を見渡せて開放的、駐車場からもモロ見えです(汗)

ゆっくりと温泉を堪能することが出来た後は、観光客が多くいる函館のベイエリアへ行きました。赤レンガの建物を利用した観光施設が多く点在しています

金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫周辺を散策しているとよさそうな看板を発見しました。温泉にも入った後なのでちょうど良いですね

函館ビヤホール(定休日:無 営業時間:土日祝/11:00~22:00)
ドリンクメニュー
函館開拓使ビール 中(ジョッキ)999円(税込み)

生ビールでのどを潤して上機嫌で店を出た後、再び散策を開始した直後にまたビアホールを発見しました。ちょっと寄ってみることにします

はこだてビール(定休日:水 営業時間11:00~15:00/17:00~22:00)
おためしセット4種類 1447円(税込み)

おためしセット4種類を注文しました。4種類の味をすこしずつ楽しめるセットです、おつまみにトウモロコシを干した様なスナックが付いてきましたが、美味しかったです。

 

 

市電 十字街停留所付近にてバックには函館山を望む
市電に乗って堀川町停留所を目指します
堀川町停留所から歩いて5~6分位の場所にあるシゲちゃん寿し
シゲちゃんすし(定休日:月 営業時間:11:15~20:00頃)

観光客がほとんどいない堀川町停留所から歩いて5~6分の所にシゲちゃんすしがあります。おそらく5~6人も入ればいっぱいになるような小さなお店ですが、暖かくなると店の外でも食べる事が出来るようになるそうです。店内は立ち食いスタイルで注文は紙に書いて渡します、ほっき貝や帆立貝の定番メニューからいか耳、ほたてのヒモ、バター巻き等の変りダネまであり、どれを食べても美味しくてビックリでした。

店のイチオシはたこの頭の炙り寿司!絶品!!
壁にメニュー
定番のほたてやほっき貝は鉄板!いか耳も食感が最高
カウンター上部にもメニューがあります。バター巻き美味しかったです

寿司を堪能した後は帰り時間を気にしながらも谷地頭温泉へ向かいます、谷地頭温泉へは何度か行ったことがあるお気に入りの銭湯(温泉?)です

谷地頭温泉 大人420円(定休日:第2火 営業時間:6:00~22:00)
販売タオル100円

谷地頭温泉は茶褐色の温泉で塩っけのあるお湯(ナトリウム塩化物泉だそうです)でサウナもあり、露天風呂もあって420円というリーズナブルな温泉です、注意点としては備え付けのシャンプーや石鹸がありませんので、持参するか受付で購入する必要があります。

谷地頭温泉でゆっくりと時間を潰し、水分も補給したら市電の最終電車で函館駅へ向かいます。

函館駅の前にはバスターミナルがあるので、そこから23:25発の高速はこだて号に乗って札幌へ帰ります、バスターミナルの近くにファミリーマートもあるのでそこで寝酒も調達することが出来ました。

函館駅前ターミナル13番のりばから出発

定刻どおりにバスが到着し、乗客が乗込みます。ざっとしか見ていませんがほぼ満席のようです。

高速はこだて号 23:25函館駅前→5:35札幌駅前 4810円
道南バスでした
座席は02とありましたが、運転席真後ろの最前列でした

バスは独立式3列シートとなっており、座席にはコンセントやフットレスト、レッグレストなどがついており、各シートの上に毛布がありました。シートベルトも方からかける3点式シートベルトとなっています。

函館駅を出発し、何箇所かの停留所を経て函館北斗駅を出発する際に運転席と乗客の席の間のカーテンが閉められ、電気が消えました。各席を仕切るようなカーテンはなく、ちょっとがっかりでした。3列シートなのでせめて仕切りのカーテンは欲しかったです、夜な夜な酒を飲んで過ごそうかと思っていましたが、諦めて寝ることにしました・・・(次回この区間をバスで移動するときは函館ニュースター号にしたいと思いました)

朝の5:20頃に札幌駅に到着しました。途中有珠山SAで休憩している時に一瞬だけ目が覚めましたが、後は爆睡でした・・・

目の前に札幌駅前バスターミナル
早朝の札幌駅は曇り空でした

 

今回は函館0泊2日の強行日程の為、回る所は限られてしまいましたが、温泉にも入り、温泉タオルもゲットできました。御朱印も1つだけ頂くことが出来たので満足です。車を使わなかったので現地での移動が限定的となってしまうのでしょうがないのですが、もう少し足を伸ばして大沼だんごや駒ケ岳や江差方面に行ってみるのも良いかもしれません、次回函館に行くときはシゲちゃん寿司だけははずせないと思った函館の旅で大成功だったと思います。